stage20 キスしてケロ魔法部屋でジュースを飲みながらマッタリしている小津兄弟。「おい、そこの三男、三男」 「長男」 「長女」 「次女」 「次男」 「三男。あ、俺か?名前で呼べよ」 「いいから、ちょっと俺様を持ってみ」 スモーキーは暇なのか、唐突に魁を指名して自分を持つように呼びかけます。 スモーキーの入ったマジランプは魁が持ち上げると銃の形に変形します。 「マジランプバスター」と言うそうで、敵を倒す為にこの銃を使いこなして欲しいそうです。 マジランプを擦って魔法力を込めると弾が出るとの事で魁は早速試してみます。 しかし弾は出ません。 「何だよ、これ。壊れてんじゃん」 どうやらマジランプの中で力が暴発しているようです。 「先の戦いで天空聖者ブレイジェルに封印されし、インフェルシアの冥獣人よ、我が魔導の契約に基づき、今その戒めを解き放つなり」 敵基地ではメーミィが昔封印された冥獣人を解放していました。 今回の冥獣人はグレムリンという事で悪戯好きで、握手した自分の手を外して見せたりしてナイとメアを驚かせています。 メーミィから「災いを招くとインクが溜まるペン」を渡されたガリムは一般市民を事故に遭わせたりしています。 歩道橋を歩いているOLを捕まえて歩道橋から逆さ吊りにして、通行車両がそれを避けようとして電柱に激突。 そして溜まったインクで地面に図形を描いています。 メーミィから貰ったペンはインクが滲まず書き味滑らかです。 そこにマジレンジャーが登場します。 魁がマジパンチで冥獣人に殴りかかりますが、ガリムは地中に潜る能力がある為に当たらずに背にしていたドラム缶にヒットします。 可燃物が詰まっていたとしか思えない大爆発を引き起こします。 そして地中を潜ったり空を飛んだりし魁てマジレンジャーを翻弄しつつ、自分を追いかけてくるよう仕向けます。 鉄骨を落とす罠を仕込んでいたようですが、突然現れた蛙が乗ったガラス片の反射光で怯んだマジレンジャーはガリムが設定したポイントまで到達しなかった為に難を逃れます。 「つうか、俺達その蛙に助けられたってのか?」 魔法部屋に戻った小津兄弟。 マンドラ坊やから今回からの敵「冥獣人」について教えられています。 そして先程、魁の試し撃ちでダウンしていたスモーキーも復活、敵の戦力が上がっているとの事でマジレンジャーが魔法力の使い方を勉強する必要があると考えているようです。 そしてスモーキーは芳香が持ち帰ったヒカル君と名づけられた蛙を見て驚いている様子です。 「ヒカル君だ?」 「うん、芳香達の命を助けてくれた命の恩人だからね、今日から家で飼うことにしたの~。で、ほら。ピカッて光の反射で助けてくれたじゃん。だからヒカル君」 命の恩人だから飼育するという芳香です。 そして話の輪に入っていなかった麗の占いでは落書きが他にもあると出ています。 落書きの図形に見覚えがあるが思い出せずに困っていると、水晶球の上に蛙が飛び乗ってきます。 パニクる麗にマンドラ坊やが水の入ったグラスを勧めたりしています。 しかしそのグラスの中にも蛙が入ります。 「ヒカル君、すっごく麗ちゃんに懐いてるみたい」 蛙は麗の額に張り付き、麗は完全に我を失って魔法でその辺を水撃してしまいます。 「もう嫌、絶対嫌、我慢できない。さっさと仲間のところにお帰り。二度と私の前に顔を見せないで」 その甲斐あってか蛙を捨てようとしている麗は誰からの制止も受けません。 麗は帰ろうとしますが蛙に呼び止められているような気がするようです。 「悪いけど、私、あなたと一緒に住めないわ。私ね、子どもの頃に悪戯されて背中に蛙を入れられてね、それ以来蛙嫌いになっちゃったの」 そして蛙に自分が蛙嫌いな理由を説明しだす麗。 どうも弟の悪戯が原因のようです。 弟は翼か魁です。 ということは意地悪をしそうなのは魁な気がします。 そんな麗に蛙からテレパシーでキスしてケロとか送られてきます。 好きになれなければキスは出来ないと麗は断ります。 そしてまた冥獣人が出現したようです。 そこにマジレンジャー登場。 麗が水で書きかけの落書きを洗い流します。 麗は蛙を追い払おうとして枝で地面を突付いた軌跡を見て、今回の落書きが魔導陣の図形であると気付き、ガリムの出現ポイントを予測したようです。 そして今回の落書きで魔導陣が完成したら中に居た人をメーミィの魔法で全滅させると予定を話すガリム。 作戦がばれた所でマジレンジャーを倒して再度落書きを書き直せば良いそうです。 そしてマジレンジャー相手に本格的に攻撃を仕掛けるガリム。 麗が妙にファイト溢れていて皆が倒れている中で一人で攻撃を仕掛けたりしますが、逆に相手の攻撃を食らって変身解除、ガリムにトドメを刺されそうになります。 そこにさっき捨てたはずの蛙が登場します。 顔に蛙が止まったガリムは怯んで後退、いまいましげに蛙を掴んで地面に捨てます。 「えっ、ヒカル?」 芳香は瞬時に蛙をヒカルと認識しました。 「私を助けてくれたのね、ヒカル」 そして麗は蛙が助けてくれた事でキスする気になったようです。 ガリムが麗に攻撃を仕掛けてきますが、キスの効果で蛙が元の姿に戻り反撃します。 「ゴー・ゴル・ゴジカ!!君のキス、しっかり受け止めたよ」 「蛙がイケメンに!?どういうこと?」 「僕は天空聖者サンジェル。裏切り者のライジェルとの一騎打ちでやつをミイラにしたまでは良かったが、逆にこちらは蛙になる呪文を喰らっちゃたんだ。何とか結界を張り、奴を封印していたが…。その後は知ってるよね?ミイラはインフェルシアの手に渡り、メーミィとして復活した。僕がかけられた魔法を解くには青の魔法使いにキスしてもらうしかなかったのさ」 蛙だった人物は天空聖者サンジェルと名乗ります。 何でも裏切り者の天空聖者と相打ち気味に蛙になる魔法をかけられ、その魔法は青の魔法使いのキスでなければ解けなかったそうです。 「あ~、それで麗姉ばかりに付きまとってたのか」 「それにしても魔導陣のこと、よく気づいたね。優秀だ」 そして蛙だった人物は敵の魔導陣を作る作戦に気付いた麗を誉め、スモーキーを魔法で呼び寄せます。 「やぁ~、元気そうだね、スモーキー」 「だ、旦那…。こりゃお久しぶりで…」 「久しぶり?いやいやいや、さっき魔法の部屋であったじゃないか」 スモーキーはお仕置きとして上空に打ち上げられました。 そこに「こらこらこらー!!よくもやりやがったな!!」と先程攻撃を食らってフェードアウトしていたガリムが再登場。 「蛙の姿で見ていたが、たとえ完璧でなくても今持てる力の全てを出し切って戦う、その勇気には好感持てた。でも、正直言って君達の攻撃には無駄が多いね。力みすぎて魔法力が正しく発揮されていない。まあ、見ていてたまえ。こういう戦い方もある。天空変身、ゴール・ゴル・ゴルディーロ!!」 蛙だった人物はマジレンジャー達の戦い方に好感は持っているものの無駄が多いと指摘し変身します。 グリップフォンで天空変身し、天空勇者マジシャインになります。 そしてやっと落ちてきたスモーキーをキャッチし、マジランプバスターにして使用。 そしてヒカルがランプを擦るとちゃんと弾が出るようで敵を攻撃。 弾は真っ直ぐでなくクネクネと飛ぶので照準はあまり気にしなくても大丈夫そうです。 またマントは敵の攻撃を跳ね返す効果があるみたいです。 そして地面に潜って逃げるガリムですが、マジランプバスターの弾は地中まで追撃しヒット。 ガリムは爆発の勢いで地上に飛び出してしまいます。 すっかり戦闘不能のガリムにスモーキーシャイニングアタックという技を発動するヒカル。 「チェックメイト。今日の授業はこれまで」 マジレンジャーはヒカルの戦いを呆然と見ているだけでした。 「今日から僕が君達の魔法の先生だ」 魔法部屋で改めて挨拶しているヒカル。 「いいかい?インフェルシアと戦うには正式に魔法の使い方を学んだ方がいい。住み込みで教えるからね~」 住み込みで魔法の先生をするそうです。 驚くマジレンジャーですが、芳香のみ妙に嬉しそうです。 他のメンバーはあまり納得していないようです。 「誰がそんな事許可したんだよ」。 「あれ?彼女が言わなかったかな?今日から家族の一員になったヒカル君ですって」 ヒカルは芳香が蛙を家族の一員として飼おうとしていた事を住み込みの許可と考えているようです。 「僕の本当の名前はサンジェルだけど、うん、ヒカルでいいよ。麗、君はもっと喜んでくれると思ったけど?好きになれなきゃキスなんか出来ない、ということは君は僕を好きになったってことだよね。違うかい?」 そして、ヒカルは麗が嫌そうにしているのでキスした事を引き合いに出して、からかいます。 麗は怒ってヒカルをビンタしようとしますが逃げられて近くにいた蒔人にヒットしてしまいます。 「ごめんごめん、ちょっとからかいすぎたかな。色々あるだろうが、仲良くやっていこう。よろしく頼むよ」 stage20完 次回に続きます ジャンル別一覧
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